政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が、11日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。日本維新の会が、自民党との連立政権で軸の政策とする議員定数削減の法案提出の展望について解説した。
番組では、過去の放送で、田﨑氏から「(定数削減法案が)成立しない場合」を問われた維新の吉村洋文代表が「成立させるんです」と主張し、かみ合わなかった場面のVTRを放送。また、藤田文武共同代表が今月8日の民放番組で、削減法案の提出について「両党の合意だけでできる。やらなかったらダメだ」と述べた上で「解散は総理の専権事項だが、我々が正しいと思って突っ込んで(野党に)理不尽につぶされたら、解散したらいい」と語ったことを紹介した。一方、高市早苗首相が10日の衆院予算委で、この発言について聞かれ「藤田代表ですかね、おっしゃったことについて直接耳にしてはおりませんけども、少なくとも議員定数の議員立法を争点に解散することは、普通考えにくいんじゃないでしょうか」と、苦笑をまじえたような表情で語ったことも伝えた。
田﨑氏は「維新に取材していると、『できるんだ、やるんだ』と。『高市さんが約束していることなんだ』『高市さんはやってくれるだろう』『高市さんを信じます』というトーンなんですよ」と説明。「それで維新の方は、非常に先走った発言をしているにしても、『高市さんを信じてます』『高市さんが言ってるんです』ということなんですよ」と説明した。
その取材をふまえ「それについて僕が思うには、連立合意の段階で高市さんは吉村さんに、はっきり言っているんじゃないかと思うんですよ、『(定数削減を)やります』と」と推察。「だから吉村さんも非常に情熱を感じたとか、高い評価をしているんですけれども、改革に対する、とりわけ定数削減に関する情熱を感じたから、連立に参加して評価しているんだと思うんですよ」と述べた。
田﨑氏はその上で「しかし高市さんは表向きはそれを言ってらっしゃらない。党内にも必ずしも言えない」と自民党側の情勢も分析。「維新の方と話すと『最後は高市さんですよ』という言い方するんですよ。でも高市さんが号令かけたからといって、すぐ動くような自民党じゃないので、その矛盾がおそらく12月上、中旬に出てくるんじゃないかと思うんですね」と予想した。

