公明党の斉藤鉄夫代表が12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の台湾有事を巡る7日の国会答弁に対し、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「汚い首は斬ってやる」などと投稿したとされる件について言及した。

薛剣氏をめぐっては、高市早苗首相が「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した内容にリアクションしたとされる投稿が拡散。「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」と書き込んだとして、投稿内容が拡散され、一部メディアも報じた。

また木原稔官房長官は10日の記者会見でこの件について聞かれ「ご指摘の、中国の大阪総領事の投稿は承知をしております」と当該投稿が薛剣氏によるものとの認識を示した上で「その趣旨は明確ではないものの、中国の在外公館の長の言動として、極めて不適切と言わざるを得ません。11月9日午前以降、外務省及び在中国大使館から、中国に対して、その旨の申し入れを行い、強く抗議するとともに、関連の投稿のすみやかな削除を求めました」と語った。その上で「9日夜の時点で、関連の投稿の一部は閲覧できない状況になったと承知をしております」と報告。「中国側から明確な説明がなされるよう求めてまいります」と語った。

斉藤氏は11日昼ごろの更新で、この件について報じた一部メディアの記事を添付。「中国総領事による一連の発言は、極めて遺憾です」と書き出した。そして「外交官としてあるまじき言動であり、党代表として強く抗議します。日本政府として、厳重に抗議したことは当然の対応です。公明党としても、事態を重く受け止め、大使館側に率直な懸念を伝えるなど、しかるべき対応を進めてまいります。国際社会の信頼を損なうような威嚇的発言は、断じて容認できません。冷静かつ毅然と対応してまいります」と述べた。