藤井聡太竜王(名人、王位、棋王、王将、棋聖=23)が佐々木勇気八段(31)の挑戦を受ける、将棋の第38期竜王戦7番勝負第4局が12日、京都市「京都競馬場」で始まった。日本中央競馬会(JRA)の競馬場で将棋の公式戦が開催されるのは初めて。

開幕3連勝の藤井がイッキに5連覇と史上3人目、史上最年少での永世竜王資格を獲得するか。かど番の佐々木が踏みとどまるか。注目の一戦だ。

対局場は競馬場のゴールに面した6階にある貴賓室の「菊の間」。午前9時、立会人の山崎隆之九段(44)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の佐々木は角道を開けた。藤井は飛車先の歩を突いた。戦型は角換わりに決まった。

両者の対戦成績は藤井の13勝4敗。対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は13日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。