高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、かつて深夜帯の情報番組で司会として共演したことがある立憲民主党の蓮舫参院議員と、首相就任後、初めての質疑に臨んだ。
蓮舫氏は質問に先立ち冒頭、「総理、ご就任おめでとうございます」と祝意を示し、「ずいぶん前に、深夜番組の司会でご一緒した時には、こういう立場になるとは思わなかったんですけど」と続け、「政治信条や政策の優先順位は違いますが、心から高市総理には頑張って欲しいと思う。身体に気をつけて、頑張っていただきたい」と、呼び掛けた。
高市首相と蓮舫氏は、1988年から4年間、テレビ朝日系で放送された深夜帯の情報番組「こだわりTV PRE★STAGE」で司会者として共演した経験がある。 この呼び掛けに対し、高市首相は「ありがとうございます」と応じ、「身体にも気をつけて、でも、これまで積み上げてきたものもあるので、政治家としてやり抜きたいことをしっかりやらせていただきたい」と訴えた。
ただ2人の「友好ムード」は冒頭のみ。昨年の東京都知事選立候補で自動失職し、今夏の参院選で国政復帰後、初の質問となった蓮舫氏はこの後、自民党の裏金事件や「政治とカネ」について、往年の「蓮舫節」全開で高市首相を徹底追及した。

