将棋のALSOK杯第75期王将戦挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局が20日午前10時、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。カードは、永瀬拓矢九段(5勝、順位1位)対大橋貴洸七段(5敗、同5位)、佐々木勇気八段(1勝4敗、同5位)対菅井竜也八段(2勝3敗、同3位)、近藤誠也八段(3勝2敗、同4位)対伊藤匠2冠(3勝2敗、同5位、いずれも上が先手)。7人総当たり戦のため、4勝2敗でリーグ戦を終えた西田拓也六段は明け番となる。

藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)への挑戦権はすでに永瀬が獲得。ほかの6人が星をつぶし合うなか、ここまで負け知らずで、前期に続いて2年連続3度目の王将戦7番勝負への切符を手にした。

注目は残留争いに絞られた。西田は残留を確定させ、逆に大橋と佐々木の陥落は決まっている。菅井、近藤、伊藤の3人のうち、2人が残留し、1人がリーグ陥落となる。

3勝2敗の同星で対戦となった近藤対伊藤は、勝者が残留確定となる。負けても、菅井が負ければ残留できる。一方、菅井は勝てば残留。この場合、同じ3勝3敗でも菅井より順位が低い近藤対伊藤戦の敗者が陥落となる。

持ち時間は各4時間。20日夕方には決着の予定。