八代英輝弁護士(61)が3日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。安倍晋三元首相を銃撃、殺害したことについて問われている山上徹也被告の裁判で、銃撃事件前に旧統一教会のビルに発砲したとの証言について、コメントした。
山上被告が殺人罪などに問われている安倍氏銃撃事件の12回目の裁判員裁判は2日、奈良地裁で開かれ、3回目の被告人質問が行われた。山上被告は、安倍氏について「統一教会(世界平和統一家庭連合、旧統一教会)と政治の関わりの中心にいる方だと思った。他の政治家では意味が弱い」と述べた上で、安倍氏と関係を持った教団が公に認められるのは受け入れ難かったとし、安倍氏への「嫌悪感、敵意が徐々に強まった」とした。
番組は22年7月、犯行に至る山上被告の足取りを整理した。MC恵俊彰が「事件の前日7月7日、そして事件当日8日の行動が詳細に語られております。7日未明に奈良市内の教団関連施設を銃撃しました。その日の午後に岡山県内の演説会場で銃撃を計画したが断念。あきらめて奈良に帰る電車の中で、インターネットで調べると、次の日に奈良で安倍氏が演説をする。これが『偶然とは思えない』と発言。8日に実行されるということになった」と話した。
また、山上被告が7日の時点で安倍氏を狙う意志があったとした上で、ビルを撃ったことについて「統一教会の関係者であれば、安倍氏と統一教会に関係が深いのは信者間での常識的でしたが、一般社会ではそう思われていないと思いましたので、あらかじめ示しておかないと、違う理由に思われるので」などと発言したことも紹介。八代氏は「教団と関係性が深いからこそ、中心と考えて安倍さんを狙うんであって、安倍さんの信条であったり、その他の政策であったり、考え方に対して、異論があるわけではないという元からの供述でしたけれども、最初は試し撃ちだと表現していたビルへの襲撃ですけど、試し撃ちでもあり、安倍さんを狙う理由を事前に安倍さんを狙う理由を明確にしておく。自分が検挙されたあとですね。その痕跡を事前に残しておきたかった」と解説した。

