日本維新の会の元参院議員で、現在は「社会保険料引き下げを実現する会」代表を務める音喜多駿氏(42)が15日、X(旧ツイッター)を更新。群馬県草津町の黒岩信忠町長から性被害に遭ったと虚偽の告訴をし、有罪判決を受けた同町元町議の新井祥子氏の事件をめぐり、全国フェミニスト議員連盟が発表した声明に私見を述べた。

音喜多氏は「全国フェミニスト議員連盟 群馬県草津町・新井元町義の『虚偽告発』に声明 町長・関係者に『心よりお詫び』」との見出しが付けられた記事を引用。「これはまったく謝罪になっていない。しかも町長には形ばかりの謝罪をしたものの、草津町議会に対する批判は取り下げていない。このような不誠実な開き直りはむしろフェミニズムに対する信頼をますます毀損させる」と指摘し、「誤りは率直に認め、再発防止に務めるのがいまやるべきことではないでしょうか」とつづった。

新井氏を支援してきた同議連は11月30日、公式サイトで「元草津町議会議員新井祥子さんの裁判判決を受けて」との声明を発表。「当連盟のこれまでの対応が、結果として草津町長をはじめ関係者の皆様にご負担をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、「2020年12月11日に提出した抗議文『新井祥子議員に対する草津町議会の除名処分と議長主導の住民投票に抗議します』の見解は、議会の非民主的な運営等に対するものです」と釈明した。

この声明を受け、草津町議会は12日、同議連に宛てた「貴連盟ホームページ掲載・2025年11月30日付『元草津町議会議員新井祥子さんの裁判判決を受けて』に対する当町議会の見解」を公式サイトで公開。「当時お寄せ頂いた抗議文に対し私ども草津町議会は、事務局としてご住所・お名前が掲載されていた川越市議会の伊藤正子議員に回答書をお送りし、また当議会ホームページにて抗議文と回答書を併せて公開しました。その後貴連盟から当議会へは何らご返答を頂けないまま現在に至っておりますが」と経緯を記した上で、「今回改めて、回答書内で当議会が提示した問題点を無視された状態で当町議会を“非民主的”と断じられたことに、驚きと当惑を禁じ得ずにおります」と同議連の姿勢を批判している。