上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイが来年1月下旬に中国へ返還されることが発表されて一夜明けた16日、午前から2時間を超える観覧の待ち時間が発生していることが園の公式X(旧ツイッター)で告知された。

公式Xでは「12月16日(火)11:00現在 ジャイアントパンダ観覧の待ち時間は、シャオシャオが180分、レイレイが150分となります」と報告。「混雑状況により、観覧受付終了時刻よりも前に締め切る場合があります」と注釈が記された。

またこの日から、1週間後の観覧のインターネット予約がスタートした。23日の予約を受け付けたが、予約サイトは開始の正午直後から、つながりにくい状態となっている。

パンダの返還は15日に都が発表。観覧方法も変更された。12月16~21日は予約不要で、シャオシャオの自由観覧は中止され、2頭の観覧場所を複数に区切り、係員の誘導に従って、1分程度で観覧する方式となる。

休園日をはさんだ12月23日以降の観覧は、事前のインターネット申し込みで、予約した人のみ可能となる。12月23日から来年1月12日までには先着順で、予約は希望日の1週間前の正午から(初回は16日正午)。また来年1月14以降の観覧は、抽選で当選した人のみとなる。

1回の最大申込人数は大人(中学生以上)2人。小学生以下は、1グループにつき最大3人が同行者として同行可能。小学生以下のみでの観覧はできない。26日まで各日4800人(30分400人)、27日以降は各日4400人の観覧を予定している。

1人での複数アカウントでの申し込みは禁止。また観覧の権利や発行される「二次元コード」について、都は「譲渡や転売、営利目的で観覧同行者を募り観覧権利を販売する行為などは固く禁止します。発覚した場合には観覧をお断りします」とした。

検疫に伴い、12月27日以降は室内展示のみとなる。

今回の返還で、1972年、日中国交正常化を記念して、上野動物園に雌ランランと雄カンカンが来日して以来、初めて日本からパンダを姿を消すことになる。