元テレビ朝日社員の玉川徹氏は25日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。利用者が増えている電動キックボードをめぐり「なんで(運転)免許なしで乗れるのか、というところが最初から疑問」と、口にした。
番組では、電動キックボード運転中の飲酒運転で免停処分が急増していると伝え、昨年は4件だったのが今年は1月から9月までに77件と、約20倍に急増しているという警察庁のデータを紹介。電動キックボードの最大手「Luup」が、飲酒運転防止に向けて取っている対策として、抜き打ちの呼気検査や、深夜の時間帯に反応テストを行うアプリがあり、複数回失敗するとアプリが一定時間利用できなくなることも紹介。危険走行の監視検知システムを使った違反情報の取得や、警察との間で違反者情報共有などの対策が取られていることも伝えた。
玉川氏はこうした対策について、「この『追跡』というのが若干、引っかかる。プライバシーで、どこをどう走るのかは自由ですし、どこかに完全に見られることが果たしていいのか」と疑問を口にした。
その上で、「(電動キックボードに)なんで、免許がなしで乗れるのか、というところが最初から疑問で」と、そもそも論に言及。「歩行者にぶつかれば死亡事故すら起きかねないくらいの『車両』なんです。原動機付き自転車という名のバイクも走っているが、あれは当然、免許がないと乗れない」と指摘した上で、「(この2つが)何が違うかというと、意識に与える影響が違うと思う。免許なしで乗れるとなった瞬間に、自転車みたいなものなのねと」と述べた。
自転車の走行違反にも触れ、「本当は自転車もいろいろ違反(が問われるもの)があり、来年から青切符も導入される。自転車に乗っている多くの人は、歩行者に毛が生えた程度だろと思って持っているのだろうと思いますが、毎日のように信号無視や歩道を走っている自転車を見ますからね」と持論を述べた。
その上で「電動キックボードも、免許がいらないということで、ある種、何も自由にできるんだという感覚を持っている方がいっぱいいるんじゃないかなと思う」と述べ、「お酒を飲んでいる状態で運転しますか?となったら、運転はしないんですよ。そういう意識なんですよ」と訴えた。
「本当は自転車もお酒を飲んで運転してはいけないが、これまではほぼ取り締まりをしなかった。でも、これからは取り締まりをするので意識は変わってくるかもしれませんが、その前に、これ(伝統キックボード)は免許しかるべしではないか、と思いますよね」と述べ、運転免許が不要とされていることへの疑問を繰り返した。
木曜コメンテーターの結城東輝弁護士も「免許を取らずに使えますが、違反をしてしまうと一定、刑事処分の対象になりますし、前歴がつきますよというところは意識していただかないといけない」と、注意を促した。

