立憲民主党の安住淳幹事長(64)と公明党の西田実仁幹事長(63)は19日、国会内で会見し、両塔で結成する新党「中道改革連合」の綱領を発表した。「生活者ファーストの政策を着実に前へと進める」と明記した上で、政策の柱として<1>持続的な経済成長、<2>新たな社会保障モデルの構築、<3>包摂社会の実現、<4>現実的な外交・防衛政策と憲法改正論議の深化、<5>不断の政治改革と選挙制度改革の5点を列挙した。

安住氏は「急の解散ということで、言ってみれば抜き打ち解散でもある。しかし、私どもは大義がないと思っている」と述べ、「これまで支持率が高いから多数を取ってしまえ、という非常に乱暴な手法に対し、私どもとしては、公明党のみなさんが野党になられてから、いろんな政策的なことを積み上げてきた考え方がある」と強調。「にわかづくりではなく、そうした伏線をベースに、分断や対立をあおる政治から共生と包摂の政治へと、『中道』の考えを盛り込んだ綱領をつくった」とした上で、「日本の国民のみなさんに、私はこの選挙は、私たちの存在の信を問うていきたい」と訴えた。

西田氏は「私たちが掲げた5つの柱について、立憲民主党のみなさんの考えとほぼ一致している所を確認いただき、違いについても意見調整をしていくという前向きなお話があった。綱領は、わが党の考えがベースだが、両党でしっかり協議し、修正し、加筆し、本日に至った」と説明した。