中道改革連合の代表選(13日投開票)に立候補した階猛・前衆院法務委員長(59)と小川淳也・元立憲民主党幹事長(54)は12日、東京都内の党本部で共同記者会見に臨んだ。
質疑応答では、2人の過去の言動に関するSNS上の指摘に関する質問も出た。階氏は、「10年以上前に、NHK会長だった籾井さんと国会や民主党の部会などでやり合った場面が切り取られて(動画で拡散されて)、パワハラ気質ではないかとも指摘されている。(代表になった場合)国会質疑を支える官僚に対し、中道を率いていく立場としてどう対応していくか」と問われ、小川氏には「かつて(テレビ番組で)『消費税は北欧並みの25%に』と発言をした内容が切り取られている。すでに撤回されているのは知っているが、これに対するお考えを聞かせてほしい」との質問が出た。
「パワハラ気質では」とする内容の指摘に対し、階氏は「私は弁護士でもありますので、罪を憎んで人を憎まず、ということを念頭に置いている。確かに、厳しいやりとりはあるかもしれませんが、別にその人の人格を否定しているわけではない」と、反論をまじえて主張した。その上で「あくまで、これはだめだということについては、厳しく言いますが、その人自体の人格を否定しているのではない。動画の印象はどうしても、そういうところは伝わらないと思いますが、こういう人格ですので、よろしくお願いします」と述べた。
「役人さんと(の関係)も同じで、間違っていることには厳しく言いますが、その方に対する人格的批判や攻撃をするつもりは、まったくない。お互いに真剣な議論をする中で、よりよい解決策を見いだしていくのが我々の使命と思っている」とも述べ、「そういう心がけで普段から(人と)接していますが、なお至らない点がありましたらどうぞ遠慮なくご指摘ください」と、記者に呼び掛けた。
一方、小川氏は、かつての「消費税25%」発言について、「かつてというか、今も、ある種、北欧型の社会に1つの理想を見いだしているのは変わらない」とした上で、「ああいう数字が一人歩きするような、短絡的な見方をしたことに関する稚拙さ、未熟さを大いに反省し、撤回しているところです」と反省の弁を述べた。
一方で、「向こう(北欧)は(選挙の)投票率が90%台で、政治家に対する信頼が極めて高い。一定の国民負担はあるんですが、それが全部自分たちのために使われていて、ちゃんと(国民に)返ってくるところで安心社会が築かれ、その安心社会が引き出すのがさまざまなチャレンジ。結果として成長率が高い。1つのモデルにすべき社会像という思いは、今も変わりません」とも語った。

