高市早苗首相は12日の衆院予算委員会で、この日発売された「週刊文春」で、かつて既婚女性と不倫関係にあったと報じられた松本洋平文科相について、「文科行政のスペシャリストとして就任をお願いした。仕事でしっかりと返してほしい」と述べ、更迭を否定した。
中道改革連合の早稲田夕季議員の質問に答えた。
高市首相は「一生懸命に職責を果たしていただきたいと思っている」とも述べた。早稲田氏は「疑惑を持たれることは、行政にも信頼失墜であろうかと思う。しっかりとやっていただきたい」と、松本氏に苦言を呈した。
週刊文春は11日に配信した電子版の記事で、「高市内閣に衝撃不倫スキャンダル」などの見出しで、松本氏が、既婚女性と「W不倫」の関係にあったとする内容の記事を報じた。
高市首相の答弁に先立ち、早稲田氏の質問で報道内容が事実か問われた松本氏は「週刊誌に私の件が報じられ、まずはみなさま方におわびを申し上げたい。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「相手もあることですべてにコメントすることはなかなか難しい」とした上で、報道内容は「今現在の話ではなく、過去の話」との表現で事実上報道内容を認めた。
その上で、「その段階で私自身、妻や家族とはすでにいろいろ話をして、妻からも大きな叱責(しっせき)を当時もらった。私自身も真摯(しんし)に謝罪をして受け入れてもらい、家族間では整理がついている案件。しかしながらあらためて報道がされ、多くのみなさまに大変なご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っている」と述べた。
その上で「大変反省し、みなさま方からの大変厳しいお声も受け止めているところであります」とも釈明した。
今後については「信頼回復回復をできるよう全力を尽くすことが、今、私が行い得る最大のこと。これからも全力で職責を尽くしたい」として、辞任は否定した。

