国民民主党の玉木雄一郎代表は19日の定例会見で、20日に行われる45分間の党首討論で、初めてトップバッターとして、参加する6人の野党党首の中で最長の12分間、質疑に立つことを明らかにした。「これまでは3分とか7分とかそういう時間帯だったので、これまででいちばん長い。国内外の重要な課題について総理の方針を確認し、党の考えをしっかり伝えたい」と意欲を示した。
「朝食に何を食べて臨むか」という質問には、1999年11月、当時の小渕恵三首相と民主党の鳩山由紀夫代表との間で行われた最初の党首討論で、鳩山氏の最初の質問が小渕氏の今朝の朝食について問う内容だったことに触れ「12分しかないので、あまりむだな話は避けたい」と笑いつつ、自身が安倍晋三、菅義偉、岸田文雄、石破茂の各首相との討論をへて、今回の高市早苗首相を合わせると計5人の首相と党首討論で向き合うことに触れ、「(今回は)5人と党首討論をしてきた唯一の野党党首」と胸を張った。
党首討論に臨む野党党首は今回、過去最多の6人で、玉木氏以外は初登場ということもあり「経験を生かしながら、鋭くやるところはやるが建設的な次につながるようなやりとりができれば」と述べ、高市首相が関係閣僚に対応検討を指示した補正予算編成について「しっかり補正予算を編成すべきだと申し上げたい」と語った。
一方で、党首討論はもともと二大政党制を念頭に設定された経緯があるが、多党化で参加する野党党首が増え、1党首の持ち時間は激減。玉木氏は「二大政党制で(与野党党首が)1対1で45分なら、プラスアルファ一つの政党がいるくらいでも30分あれば、相当やりとりができる。12分というのは非常に短い」と指摘。党首討論の今後のあり方について、「(24年10月の)石破総理の時に、政党の数が増えたから45分からちょっと延ばした経緯がある。ここは与野党で合意して、計算式か何かをつくって、政党の数が増えたら全体を広げるような工夫は必要ではないか」と提案した。
「12分あっても向こうが答える時間も入り、10分話されたら終わっちゃう」とした上で、「与党としては短くしたいと考えるだろうが、国民のみなさんに、今、国会で起きている議論、政府家同士のぶつかり合い、どんな天下国家の議論をしているかを知ってほしい。(そのためには)一定の時間が確保されることは必要で、そろそろ制度見直しの時期に来ているのでないか」と提言した。

