日本と海外の選抜騎手が札幌で手腕を競うワールドオールスタージョッキーズが今週末に迫った。今年の地方競馬代表は船橋の本田正重騎手(37)。初の本選出場だった今年の地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップでいきなり総合優勝を飾り、あらためて“テン乗りの正重”の真骨頂を発揮。代表の座を射止めた。

そうは言ってもこちらが勝手にテン乗りに強い印象を受けているだけかもしれない。本人はどうなのか。聞けば「結果は出ている感触というか…。結構、言われますね」。やはり認識はあった。「前に乗っていたジョッキーに癖とか聞きますけど、新聞をあまり見ないようにしていて、先入観を持たないようにはしています」とのこと。それを聞いて、さらに“テン乗りの正重”の印象を強くした。

「ディクテオンに乗った時もそうでしたけど、全然緊張しなかったですね」と話すのは23年の浦和記念。負傷したムーア騎手からの代打騎乗で同馬を初重賞制覇に導いた。あれこそ“テン乗りの正重”の真骨頂だろう。札幌でも緊張とは無縁か。「緊張しないようにして楽しみたい。でも、さすがにちょっとするんじゃないですか」。【牛山基康】