ブラジル出身で09年からスウェーデンを拠点にしているエリオネ・シャベス騎手(42)。「いいところです。もう18年います」と環境の良さを気に入っているという。「いいシーズンでした」と振り返る6年目の14年はスウェーデンだけで88勝を挙げ、2位に29勝もの差でリーディング。ノルウェー、デンマークも含めたスカンディナビア全体で136勝を挙げたそうだ。

スウェーデンと聞いて頭に浮かぶのはイエゲスロー競馬場のダート1730メートルで行われているプラームス記念。現在はパート2のリステッドだが、一時はパート1のG3だった。その存在を知ったのは16年。フランスから遠征して3着したフェイマスマークが2走後にコリアCに参戦したからだが、その時の2着がシャベス騎手。このレースとは相性が良く、6勝を挙げている。聞けば20、22、23年に制したドゥカディコモは思い出の1頭。22勝を挙げたダートの名マイラーで、うち18勝の手綱を取った。

ギャロップレースを行う競馬場は3カ所。16年開場のブローパーク競馬場が外に1周2100メートルの芝、内に1周1900メートルのダートと大きく、もう1カ所は芝だけのヨーテボリ競馬場。イエゲスロー競馬場は内にトロット(けいが速歩)のコースが別にあるが、1周1460メートルのダートだけ。左回りだから船橋競馬場に近いイメージか。「好きなのはイエゲスロー」とシャベス騎手。その言葉からは南関東の舞台でも活躍が期待できそうだ。【牛山基康】