落馬負傷から復帰した松山弘平騎手(32)が、復帰後初騎乗となった23日の阪神2R(3歳未勝利・ダート1800メートル)で3番人気ソクラテス(牡、音無)を勝利に導き、復帰戦Vを飾った。

好スタートから2番手で追走すると、逃げる1番人気テーオーサンドニとの追い比べを制し、1馬身1/4差をつけた。勝ち時計は1分53秒7。

松山騎手は「初めてのダートでしたが、枠が良かったですし、砂をかぶらないいい位置につけることができました。芝だと少し甘くなるところがありましたが、今回はしっかりと差し切ってくれて強い競馬だったと思います」と振り返った。

3月12日の阪神9Rで落馬。「外傷性脳損傷、右鎖骨骨折、頸椎(けいつい)骨折」と診断されて療養し、懸命な治療とリハビリを重ねていた。

自身の勝利について「復帰後初勝利ということですごくうれしいですし、感謝の気持ちしかないです。落馬してしまい、たくさんの方々にご迷惑をかけてしまいました。馬にもなんて言っていいのかわからない、言葉がないです。馬に助けてもらった、その気持ちを忘れずにこれからも歩んでいきたいです」と決意を口にした。