香港競馬は16日のシャティン競馬場開催で、21~22年シーズンの全スケジュールを終了します。最終日前日の15日には年度代表馬をはじめとする各賞(勝ち鞍数で決まる最優秀調教師、同騎手、地元騎手によるトニー・クルーズ賞を除く)の表彰セレモニーが行われることになっています。
注目の年度代表馬争いはG1香港マイルなど今シーズン6戦して重賞4勝のゴールデンシックスティ(せん7、父メダリアドーロ)が、香港ダービーなど8戦7勝のロマンチックウォリアー(せん4、父アクラメーション)を抑えて選出される公算が大きくなっています。
今シーズンのゴールデンシックスティは、1月のG1スチュワーズCでワイククの2着に敗れて連勝記録が16でストップ。2000メートルのG1香港ゴールドCでも、伏兵ロシアンエンペラーの後塵(こうじん)を拝して3着に終わるなど向かい風にさらされましたが、マイル戦に戻ってG2チェアマンズTとG1チャンピオンズMを連勝。王者の面目を保ってシーズンを締めくくりました。
ゴールデンシックスティはファン投票によって選ばれる「最高人気馬」でも断トツの70%近い票を集め、3シーズン連続の「最高人気馬」、そして2シーズン連続となる「年度代表馬」と「最優秀マイラー」を確実にしています。
勝ち鞍数で決まる「最優秀騎手」争いは例年通り、J・モレイラ騎手とZ・パートン騎手による一騎打ちが続いています。12日現在の勝ち鞍はモレイラ騎手が130勝、パートン騎手は132勝でその差は2。どちらが勝っても5度目の戴冠となる熱き戦いは、最終日までもつれ込みそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)


