今週もジャンプレース(障害競走)を楽しもう-。マーケティング予想の井上力心(よしきよ)記者、海外競馬&ジャンプ大好きの木南友輔記者、ゴルフや相撲など各スポーツ競技の取材経験豊富な木村有三デスクが楽しく、そして、本気で予想します。

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木村デスク 今週のジャンプ界は大きなニュースが相次いだ。

力心 水曜にオジュウチョウサンがラストランの中山大障害当日12月24日に引退式をすることが分かって、木曜朝の日刊スポーツ紙面には特大の見出しが…。金曜はメイショウダッサイが引退することをニッカン・コムで報じました。

木南 オジュウチョウサンの引退式実施は障害競走を中心に活躍する馬としては42年ぶりのこと。長山オーナーも「光栄です」と喜んでいたし、長沼厩務員も「オジュウの性格だから、レース当日にやっていただけることになったのは本当にありがたい」と。「中山大障害の日って、ファンの人たち、当日に入場券買えるのかな」って、心配してました。

木村デスク メイショウダッサイについては、関係者の心中を察するにあまりある。20年の中山大障害でG1初制覇を果たして、21年の中山グランドジャンプはオジュウチョウサンの6連覇を阻止して…。脚部不安からずっと復帰を目指していたわけやから…。

力心 福島県の馬の温泉で治療して、放牧先、トレセン帰厩後も復帰を目指して、全力を尽くしてきたのだと思います。障害転向初戦から森一騎手がすべてのレースで手綱を取って、名コンビでした。

木南 陣営も無念だったと思います。去年の阪神スプリングJ、中山グランドジャンプは本当に強かった。重賞4連勝のまま引退。9歳馬ですし、無事に引退できて良かった。管理する飯田祐師のコメントも素晴らしかったです。

木村デスク さあ、土曜は東京で秋陽ジャンプSやね。一昨年はケンホファヴァルトがここで3着に入って、中山大障害2着。10年はバシケーンがここで2着になって、中山大障害を10番人気で快勝。暮れの大一番へ向けて、見逃せない一戦やで。

力心 僕は◎ロイヤルアッシュを狙います。石神騎手のお手馬が重なって、今回は上野騎手とのコンビ。飛越センスが抜群ですし、昇級2戦が3、2着。今回は勝つ番です。

木南 上野騎手は好感触だったよ。「まずはゲートインできれば。直線が芝になるのもいいと思うし、このコースはとにかく内枠が欲しい」と。

木村デスク 俺は◎ニシノデイジー。土曜は東スポ杯2歳Sが行われるけど、4年前の東スポ杯覇者。転向初戦は3着だったけど、2戦目でしっかり勝ち上がった。平地の脚力はピカイチやし、昇級でペースに戸惑うことはないやろ。ここも好勝負や。

木南 馬っ気がすごくて、気性も激しいので、調教はいつも他馬がいなくなった遅い時間帯にやってます。五十嵐騎手は「抽選対象だから入ってほしい。状態はいいですよ」と期待していました。

力心 14頭立てで、正直印が足りない混戦です。

木南 自分は◎スズカフロンティアに期待したい。2走前に中京で勝って、前走は小倉で2着。オープンなら常に勝ち負けを期待できる馬です。美浦で取材していて、「メンバーそろってますね」「関西馬が強そう」という声を聞いたので、今回は関西馬狙いでいきたい。

木村デスク ダイシンクローバー、ファルヴォーレ、バイオレントブロー、テイエムタツマキ、タイセイトレイル、コウユーヌレエフ…。関西馬の層も確かに厚い。

力心 シンキングダンサーの金子騎手も落馬負傷からの実戦復帰になります。応援したいです。

木南 すべての人馬がケガなく、そして、熱いレースを期待です。

◆井上力心(いのうえ・よしきよ)1986年(昭61)9月6日、福岡県北九州市生まれ。幼少時に父と小倉競馬場へ行き、競馬の魅力にはまる。ITエンジニア、マーケティングコンサルタント職を経て、日刊スポーツ新聞社の競馬担当へ。マーケティング用語を駆使した独自の予想にチャレンジ。

◆木南友輔(きなみ・ゆうすけ)1980年(昭55)8月6日、東京都生まれ。趣味は登山と社会人野球観戦。

◆木村有三(きむら・ゆうぞう)1974年(昭49年)、大阪市出身。98年入社。ゴルフ、プロ野球、大相撲、ボクシング担当などを経て17年4月から競馬担当へ。大学までゴルフに打ち込み、メンタルのコントロールは得意なはず…。栗東トレセンで関西馬中心に取材。YouTubeで「この血が走る! 極ウマ血統ランキング」も担当している。