JRAは11日、25年度の新規騎手免許試験の合格者を発表した。合格者は競馬学校騎手課程第41期生の7人で、谷原柚希騎手(17=伊藤圭)は唯一の女性。5年連続でJRAに女性ジョッキー誕生となる。
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谷原騎手は緊張の面持ちで卒業式に臨んだ。「3年間を終えてホッとした気持ちはありますが、まだ実感がわかないです」。
騎手を目指したきっかけは藤田菜七子元騎手の存在だった。「小学校4年生のときに藤田菜七子元騎手がデビューされて活躍されているのを見て、これまで男性しか騎手になれないと思っていたので、とても憧れをもち、騎手を目指すようになりました」。目標とする騎手、騎手の理想像については「永島まなみ騎手とホリー・ドイル騎手です。常に謙虚な姿勢で誰に対しても笑顔で明るくいたいです。また、追えて、抑えられて、馬へのあたりが優しい、ひとりの騎手としても認められる、そのような騎手になりたいです」と答え、「やっと騎手としてのスタートラインに立ったので、今まで以上に努力を重ねて、プロの騎手としてもひとりの人間としても成長できるように、また、1頭でも多くの馬を勝利に導けるように頑張ります」と気を引き締めた。
一流騎手になる強心臓の持ち主かもしれない。プロフィルに書かれた尊敬する人は両親。趣味はダンス、ピアノ、音楽鑑賞。好きな芸能人は高橋文哉。座右の銘は「敵は己の中にあり」。特技はピアノと変顔。この日はたくさんの人、カメラの前で特技の変顔を披露してみせた。【松田直樹】

