国枝栄厩務員(71)が初めて担当馬をレースに送り出す。25日(土)東京10R鎌倉Sのトクシーカイザー(牡6)。調教師引退後、4月7日から小島厩舎のヘルパー(臨時厩務員)として働き始め、いよいよパドックでファンの前に登場する。転身して約2週間になるが「体調がいいんだ。戸惑いもあったことが、できるようになると楽しい。肉体労働なので考えすぎることもない。下手の考え休むに似たり。腹が減るから飯がうまい。いろいろチャレンジして経験できるので面白い。朝は大体1万歩くらい。力仕事もあるけれど、まだ若いから全然大丈夫」と充実した表情を浮かべた。
トクシーカイザーは3勝クラス昇級後5、3、8、3着。最近6戦連続で東京で走っているように得意の条件になる。そして鞍上には武豊騎手。国枝厩舎では通算93戦13勝、サトノフラッグで弥生賞を勝っている。「乗っていただけるのはうれしい。まだ2週間だからこっちが捉えているのは微々たるものだけど、調教には小島くん(茂之調教師)が乗っているし、まずは競馬に無事に行ってくれれば」と初陣に願いを込めた。

