5番人気ティントレットが4角先頭から押し切り、昨年の優駿スプリント以来となる重賞2勝目を飾った。時計は1分25秒1(良)。矢野貴之騎手(40)はアンティノウスで制した21年以来このレース2勝目、荒山勝徳調教師(56)は初制覇となった。
ここ最近、決まらなかったという1歩目をうまく出て2番手キープ。勝負どころで前をかわすと、直線も後続の追い上げを許さなかった。「思ったよりハミをかんだけど、気分を乗せながら。早め先頭の競馬でもよく押し切ってくれました」と矢野騎手。走り慣れた地元大井を離れての一戦、初の左回りに難なく対応した。「もともと交流でもやれると思ってたくらいなので、勝ち癖をつけて、もっと大きな舞台で勝てるように」と期待を膨らませる。荒山師は今後について「相談しますが、行けたら交流に使ってもいいのかな」と権利を得た6月25日浦和のさきたま杯(Jpn1)も視野。充実一途の4歳は高みを目指していく。【渡辺嘉朗】
◆ティントレット ▽父 ホッコータルマエ▽母 マニエリスム(ゼンノロブロイ)▽牡4▽馬主 吉田照哉▽調教師 荒山勝徳(小林)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 17戦6勝▽総獲得賞金 6383万円▽主な勝ち鞍 24年優駿スプリント(S2)▽馬名の由来 イタリア語圏の人名より
<ギャルダル=2着>本田正騎手 1列下げて思っていたポジションから。乗ったことがないので分からないけど、全盛期だったらもっと伸びていたかも。
<イグザルト=3着>御神本騎手 小回りも意外に対応はしてくれたので、スタートだけが悔やまれる。もうちょっと出られればいい競馬をしたと思う。
<ワンダーランド=4着>笹川騎手 追いかけた分、4着になったけど、いろいろ初めてでもしっかり対応してくれた。これからの成長に期待しかない。
<ツーシャドー=5着>張田騎手 ペースが速かったのに最初のコーナーまでついていった分、甘くなったんじゃないかな。状態は悪くはなかった。

