アイルランドのダイヤモンドネックレス(牝3、A・オブライエン)が古馬相手のG1を圧勝し、デビューから6戦無敗(G1・4連勝)となった。

レースを終え、大手ブックメーカー各社は秋に行われるフランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)へ向けた同馬のオッズを修正。パディーパワー、コーラル、ラドブロークスなど各社はいずれも単勝前売りオッズを15倍から9・0倍の2番人気タイへ浮上させている。

管理するエイダン・オブライエン師は凱旋門賞について明言はしていないものの、出走の可能性を否定せず。主戦を務めるライアン・ムーア騎手はダイヤモンドネックレスについて、「これまでで一番いい状態でした。レースを重ねるごとに良くなっています。エイダン(オブライエン師)の話では『今日は馬体重が少し増えていた』そうで、明らかに成長していますね。能力が高く、本当に扱いやすい馬です。道中の走りもスムーズで、反応も鋭かった。先頭に立つと少し気を抜くところはありますが、彼女はまさに『レーシングマシーン(真の競走馬)』といった馬です。乗っていて質の高さを感じます。これまで乗ったどのレースでも、十分なスピードと意欲を持って走り、素晴らしい瞬発力を見せてくれました。彼女の父(セントマークスバシリカ)もそうでしたが、本当に良い瞬発力を持っていて、彼女にもそれがはっきりと表れています。距離は10ハロン(2000メートル)がベストだと思いますが、これほど能力の高い馬はレース運びが上手ですから、もっと長い距離でもこなせる可能性がありますし、逆に距離を短くしても問題ないでしょう。今後どうなるか楽しみですね」と語っている。

凱旋門賞へ向けたブックメーカーの評価は、連覇を狙う地元フランスの4歳馬ダリズが1番人気。これに仏ダービー、エクリプスSを制したエイダン・オブライエン厩舎の3歳牡馬コンスティテューションリバー、3歳牝馬ダイヤモンドネックレスの2頭、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制した英国の5歳牝馬カルパナが続く形となっている。

今年の凱旋門賞は日本からメイショウタバル、アドマイヤテラの2頭が参戦予定。すでにJRAが海外馬券発売を行うことを発表している。