JRA最年長ジョッキーの柴田善臣騎手(59)が279日ぶりにターフに復帰。メインレースの京成杯AH(G3)は7番人気タイムトゥヘヴン(牡7、戸田)に騎乗して14着だった。
5R新馬戦にも騎乗。14番人気フックセンチョウ(牡2、佐藤吉)とのコンビで12着だった。このレースの直後には「身体の動かし方とか、違和感はある。9カ月ぶりだもん」と話していた。
しかし1鞍騎乗したことで、たちまち感覚を取り戻した模様。「メインレースのときにはもう、ぜんぜん戻っていた。返し馬のあと、『あれ、俺は休み明けだったよな』と思っちゃったぐらい。1度乗ったらぜんぜん違った。どんどん、どんどん戻ってくる」とうれしそうだった。
1度使って良くなったかと問われると、「人間はね」と笑い、「でも馬(タイムトゥヘヴン)も、使ったことで良くなると思う」とうなずいた。
パドック周回中にはカメラやスマートフォンのレンズが向けられ、本馬場入場時には「善臣、おかえり!」などの声援が飛んだ。ファンの温かい声援に、ベテランジョッキーは「ありがたいですね」と実感を込めた。

