重賞で惜敗続きだったロードクロンヌ(牡5、四位)が、6度目の挑戦で壁を突き破った。3戦連続でタッグを組んだ横山和生騎手(32)を背に、好位3番手から執念の差し切りを決めて、初の重賞タイトルを奪取。2月22日東京のフェブラリーS(G1、ダート1600メートル)優先出走権も獲得した。

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3、2、2、3、2着。ロードクロンヌは昨年3月のオープン入り後、すべてのレースで重賞に挑戦。あと1歩届かないレースが続いていた。前走の浦和記念(Jpn2)も輸送で渋滞に巻き込まれ、まさかの馬体減(6キロ)となり、最後の詰めを欠いていた。

この日はプラス12キロで減った体はすっかり回復。「張りがあってパドックの気配も良かった」と四位師は状態の良さを確認。横山和騎手も「すごくいい状態で持ってきてくれたことを返し馬で感じました。しっかりと自信を持ってリズム良く走り、結果が出なければ仕方ない」。仕上がりに何の不安もないことで迷いなく、勝ちに徹するレースをすることができた。

道中は好位の3番手を追走。パサパサの馬場状態を考えれば前半1000メートル61秒3は遅くない。それでも正攻法で勝ちに行き、粘り込みを図る昨年の覇者サンデーファンデーをとらえた。

「勝ち切ったことに意味があります」と鞍上。着差は首でも大きな大きな首差だった。G1レベルの馬が相手でも差のない競馬はしていたが、足りなかったワンピースをここで埋めた。重賞の壁を6度目で突き破った。

「ホッとしました。スムーズな競馬で100点でしたね」と四位師も惜敗にピリオドを打ってあんどの表情だ。今後については「馬の状態を見ながらですが、東京のマイルは年齢的にチャレンジしてもいいと思います」と優先出走権を獲得したフェブラリーSを次走候補のひとつに挙げた。【明神理浩】

◆ロードクロンヌ ▽父 リオンディーズ▽母 リラコサージュ(ブライアンズタイム)▽牡5▽馬主 (株)ロードホースクラブ▽調教師 四位洋文(栗東)▽生産者 ケイアイファーム(北海道新ひだか町)▽戦績 15戦5勝(うち地方1戦0勝)▽総獲得賞金 1億7123万2000円(同1400万円)▽馬名の由来 冠名+王冠(仏)