フランス出身のクリストフ・ルメール騎手(47)が地元の大レースである凱旋門賞のセン馬(去勢手術を受けた馬)への開放に反対意見を示した。

今年までは繁殖馬選定競走として、出走は牡馬と牝馬に限られていたが、来年の凱旋門賞からはセン馬の出走が可能になる。10日、東京競馬場での最終騎乗後に取材に応え、ルメール騎手は「ノーセンス。凱旋門賞のレースレーティングは毎年のように世界でも上位3位に入るほどで、高いレベルのレースです。セン馬は好きですし、カランダガンのような馬が勝てばおめでとう、と思いますけど、6歳、7歳くらいまで走ることができるし賞金もたくさん稼げます。セン馬が何度も出走できて、強い3歳馬にチャンスが少なくなりますね。牧場にとって繁殖でビジネスをすることはとても難しいこと。アメリカのブリーダーズカップもそうですが、凱旋門賞は牧場にとってビッグチャンス。だからセン馬は凱旋門賞にいらないと思います」と身ぶり手ぶりを入れながら、私見を語った。

今年は牡馬のダリズが連覇を果たし、その後現役引退、種牡馬入りを表明した。