地元オーストラリアの期待を背負った2番人気のテンプテッド(牝4、C・マー)が21連勝中、連覇を狙った香港の世界最強馬カーインライジングを破る大金星を挙げた。
昨年のこのレースでカーインライジングの2着に敗れた後は5連勝と負け知らず。この日は最内1番枠から好位のインをロスなく立ち回り、ライバルの猛追を0・23馬身差で封じた。
昨年は最後の直線でカーインライジングを背後から追いかける形だったが、今年は先に抜け出す競馬。殊勲のチャド・スコフィールド騎手は「普段は序盤をリラックスさせ、末脚で勝負しますが、今日は違いました。世界最高のスプリンター、世界最高の馬が相手。完璧なレース運びでした。先行する2頭の後ろを走り、かなり早く先頭に立ちました。彼女は本当に素晴らしい馬で、とても勇敢で、闘志にあふれています。(先行策は)私たちの作戦ではありませんでした。シアロン(マー師)はただ『彼女に任せよう。彼女がそこにいたいなら、そうさせてあげよう』と言っただけです」とレースを振り返った。

