沖釣り専門誌「つり丸」と日刊スポーツがタッグを組んで八景「太田屋」から午後便女子会船を出しましたぁ~! 9月27日、参加者13人。半数以上が釣り初心者。ターゲットのアジは、ちょっとご機嫌ナナメだったけど、楽しく釣りができました。ビギナー女子のみなさん、午後便アジ船、狙い目ですよ!
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午後からの釣り。これからがいいんです。真夏だと暑くて干上がってしまいそうだけど、これからの時期、冬にかけて午後釣りが過ごしやすくていいですよ。
それと、午前便だと車じゃないと不便でしょ(八景「太田屋」は始発で間に合うけどね)。これから寒くなるよ、朝。白い息を吐きながら起きるのは大変だもん。ゆっくり起きて、ゆっくり朝ご飯を食べて、ゆっくり着るものを決めて、30分は余裕持って家も出られる。午後便にしかできない優雅さを味わいましょ。
釣りも「地合(じあい)」というものがある。魚には食いの立つ時間がポイントによって違います。場所による魚の食い気の変化が「地合」です。午前便だから魚のアタリが多いのではなく、各船長もいろいろ研究しているので、午後便ならではの魚の当たる地合を狙っているんですよ。
で、今回は9月27日午前11時30分に「太田屋」に集まってもらいました。総勢13人の女子。初めての釣り、という人は7人。日刊スポーツの広告担当で、今回の女子会を企画した矢島可奈子(横須賀市)は、同じくスタッフの田畑幸子さん(さいたま市)と、8月に取材で事前にアジ釣り初体験をしているから、この2人も加えれば初心者は9人。
楽しい釣行になりましたよ。
アジ釣りは、今、東京湾で、釣り入門として扱うならもっともオススメ。ビシカゴというオモリ兼コマセまきの道具をどうコントロールするか、そこをおさえれば、けっこう簡単なんです。
ビシカゴから下方向に2メートルの仕掛けが垂れていく。ビシカゴにはイワシミンチのコマセが入るので、サオを振ってコマセの煙幕をつくる。その中に仕掛けを潜り込ませると、コマセに集まってきたアジがヒットする。
ヒットすると手に持っているサオはブルルン、と震動する。しっかり食わせてからリールで巻き取るのだが、サオ分の道糸を残しておかないとビシカゴをキャッチすることができないから、気をつけてね。
今回、初めて釣りをした青柳玉緒さん(新宿区)は「釣れた瞬間のアタリですか、あれ、すごい。釣り、って面白いですね」と頬を紅潮させた。同乗した釣り女子の「オカマリ」こと岡田万里奈は「みなさん、東京湾で釣り、というのが意外だったみたい。身近でできる釣りをみなさん、広めてくださいねぇ~」とアピールした。
参加者全員のコメントの代わりに写真の表情を見てくださーい。楽しかったのが伝わるかな?
「つり丸」では10月15日発売の「11月1日号」で掲載予定で~す。日刊スポーツのHPでは動画配信しています。【寺沢卓】
◆八景「太田屋」【電話】045・782・4657。午前便(午前7時15分~11時30分)も、午後便(午後0時30分~4時30分)もアジ釣りは、高校生以上の男性は6500円。女子は4500円とお得だ。ちなみに中学生以下は3400円。すべてエサ&氷付き。駐車場は1台500円。京急八景駅までの送迎あり。