68歳の大井利江(北海道・東北身体障害者陸協)が、6メートル48で7位入賞を果たした。

 今大会は専門の円盤投げが種目になかったため、砲丸投げで出場した。利き手ではない左手で投げ、2投目に6メートル42の今季自己ベスト記録をマーク。5投目に6メートル48と記録を伸ばした。円盤投げで04年アテネ大会で銀、08年北京大会で銅メダルを獲得している。20年東京大会は72歳で迎えることになるが「今日の悔しさを東京で晴らしたい。頑張ります」と4年後に意欲を見せていた。