ソフトバンクはパ・リーグ首位を快走中。1軍本拠地のみずほペイペイドームは連日大にぎわいだ。そのにぎわいに比例するかのように、ファーム本拠地のタマスタ筑後も熱い。思わず「行きたくなる」イベントが増えた。

今季、球団の取り組みとして「筑後の活性化」がある。12球団で唯一の4軍制を敷いているだけに「2軍だけでなく、いかに3、4軍の露出を増やせるか」を1つのテーマにしているそうだ。ファーム広報も昨年の1人から4人に増員。人員をかけて筑後は生まれ変わりつつある。

最も大きな取り組みとして、3軍、4軍限定の「若鷹応援隊」が結成された。隊長は小川史3軍監督と斉藤和巳4軍監督。隊員(ファン)は隊員証と若鷹スタンプカードが発行され、3、4軍戦のチケット購入時にカードを提示するとスタンプゲット。そのスタンプ数に応じて、豪華特典をプレゼントされる。缶バッジに選手との食事会参加抽選券まで。応援すればするほど選手に近づける。

4月は4軍戦で球団初の「ワンワンデー」を実施した。愛犬と野球観戦。試合前には選手と一緒に写真撮影もできる。愛犬好きとしてはたまらない瞬間だろう。初めて4軍戦を見たファンもいた。ぜひとも定期開催してほしいイベントだ。恒例になりつつある「筑後おじ鷹デー」は、2軍だけでなく今年は3、4軍戦でも実施している。

2軍の話だが、やはり最大の見どころは「タマスタ筑後デー」だろう。7月13日~15日、ウエスタン・リーグ、オリックス戦。入場者に特別デザイン「ひな丸Tシャツ」が配布される。昨年に続く開催。今年のTシャツデザインは、夕日が差し込む練習終わりにひな丸がボール回収を手伝う様子がコンセプト。一生懸命だが、入れ物からボールが2球ほど落ちてしまっている。ひな丸のなんともかわいい姿が絵になる

筑後は若鷹の修行場所。ファンの目があってこそ選手は成長する。その中で起こるサイン対応も一流選手になるための重要な過程だ。1軍もいいが、ファームもいい。ちなみにスタジアム2階で販売している「選手サロンカレー」はかなりおいしい。今年は筑後も変革の年だ。【ソフトバンク担当=只松憲】