セーヌ川の水質が、またも話題となった。トライアスロン混合リレーに出場予定だったベルギー代表が、試合前日(4日)突然棄権した。AP、AFPなど複数の通信社は同日「メンバーの1人クレイ・ミシェルが不幸にも病気により、試合出場を放棄することになった」と伝えた。現在は入院中という。
今大会、セーヌ川の水質を疑問視する声は多かった。大雨による水質低下で練習が中止され、カナダ代表選手がゴール後、嘔吐(おうと)を10回もする映像が拡散されることもあった。
ベルギーオリンピック委員会(COIB)は、辞退の理由は発表しなかったが「(水質問題は)今後、オリンピックを開催する上で、いい教訓になってほしい」とコメントした。
さらにスイスのトライアスロンチームにも病人が出た。先月31日に男子個人戦の後、アドリアン・ブリフォードが胃炎を発症。セーヌ川の水質との関係は不明で、同国関係者は「話すことは不可能だ」とコメントしている。
セーヌ川で実施予定だった混合リレーの公式練習が連日中止となり、フランスメディアの「フランス24」は4日「パリオリンピック組織委員会と世界トライアスロン協会の発表によると、水質テストの後、練習中止が決まった」と報じた。



