橋本聖子五輪相(55)が2日、閣議後に会見を行い、緊急事態宣言解除から1週間経過し、さまざまなスポーツイベントの再開の動きが見られることについて「しっかりとした感染予防が大前提ですが、多くの人の励みになっていくことを期待したい」と歓迎した。さらに「けがにつながってはいけないので、じっくりと焦らずトレーニングを再開してもらえたら。私もしっかりと寄り添った形でサポートできれば。いろいろな対策を考えていきたいと思っている」とバックアップを示唆した。

また、新型コロナウイルス感染拡大で、経済的ダメージが東京オリンピック(五輪)に及ぼす影響について言及した。「(延期分の)追加予算が試算されている状況。一方、経済的に東京大会を開催するのは困難、と言われているのも承知しています」とした上で「開催することによって、逆にプラスの部分もあると思う。国内外において、経済的な部分での力添えになっていく大会にならないといけないと思っている」と話した。