緊急事態宣言の発令で、五輪競技団体も対応を迫られた。日刊スポーツが各競技団体に電話取材を行ったところ、多数の団体がテレワーク業務に切り替わる。

日本代表活動に関しても、ほとんどの競技で合宿、大会が中止となっている。

現在代表合宿が行われているのはバレーボール、カヌーのスプリントなど一部競技のみ。その他ほとんどは強化合宿や代表選考大会が中止、延期となった。今後の大会についても「まったく先が見えない」というスケートボードや、夏までの大会を中止としたハンドボールや空手など、多くの競技で今後の見通しが立っていない。

バスケットBリーグのあるチーム関係者は「体育館の使用も自粛している。今後1カ月はチーム練習ができないので、主に自宅での個人練習になる」と話すなど、アスリートにとっても試練の時を迎えている。