女子日本代表「なでしこジャパン」は、イングランドから得点を奪えず、0-1で敗れた。初戦のスペイン戦(1-3で敗戦)に続き2連敗。東京五輪へ向けて不安を払拭(ふっしょく)することはできなかった。11日の最終節はFIFAランキング1位の米国と対戦する。

スペイン戦から先発6人を変更して挑んだ前半は、体格の大きい相手にロングボールを用いてDFラインの裏を狙う作戦に出たが、決定的なシュートまで持ち込むことはできず。守備ではミスから決定機を作られたがGK池田が好セーブを連発して、なんとか0-0で折り返した。

後半はチャンスすら作れない状況が続いた。防戦一方の中、同38分に自陣ゴール前でのパス回しからDF三宅のパスを奪われて、途中出場の相手エースFWホワイトに決められた。初戦同様、またしてもミスからの失点となった。

日本は6つの交代枠を3枚(1人は前半に負傷交代)使ったのに対して、イングランドは決勝点を決めたホワイトを含む全6枚を駆使して、停滞していた流れを好転させた。

交代枠が勝敗を左右したようにもうつる。高倉監督は「(前半はDFラインの)背後を狙い、勢いを持ってゲームができたと思うが、(後半は)どこかでスイッチを入れる攻撃がなかなかできない中で、ちょっと(相手の)圧力を受けてしまった。今日は相手に驚異を与える数は少なかったと思う」と厳しい表情で試合を振り返った。

最終戦は東京五輪で金メダル最有力候補の米国が相手。2連敗と、勝ち点を獲得できない状況での対戦に指揮官は「自分たちは自分たちの武器で戦うしかない。下を向かずに自分たちがやれることをしっかり整理して次に臨みたい」と話した。