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太田竜馬の追加で中四国勢が充実
玉野競輪開設68周年記念G3「瀬戸の王子杯争奪戦」が28日から4日間の日程で行われる。S班の清水裕友、三谷竜生は欠場となったが、追加で太田竜馬が参戦。S班の村上義弘が受けて立つ。地元地区からは充実一途の松浦悠士に、地元G3を3度制している岩津裕介もV戦線に絡んでくる。
村上義弘が受けて立つ
昨年末のヤンググランプリを制した太田竜馬が、見事に覚醒した。今年に入って武雄、別府のF1を連続優勝。2月の高松G3では、初日から目を見張るレースで決勝進出。平原康多や山崎賢人らと激突した決勝では前前に攻め、逃げる山崎後位をキープして2角インまくり。追う小川真太郎や平原を封じて、待望のG3初優勝を飾った。
続く別府G1全日本選抜でも連日の先行策で準決進出。その準決は南関勢の奇襲攻撃に屈したが、力は全国級であることを証明した。別府以来となる今回は、S班清水裕友の欠場による追加。持ち味のスピード攻めで期待に応える。
S班村上義弘は、昨年末グランプリでの落車の影響か、今年はいまひとつの状態が続いている。だが、4場所目で、そろそろ本来の走りが戻ってもいいころ。弟博幸の大活躍に刺激されて、魂の走りでV戦線に切り込む。
地元地区では、自在戦法で旋風を巻き起こしている松浦悠士の走りに注目だ。その松浦の頑張り次第では、当所G3で3度の優勝を誇る岩津裕介の台頭も十分。東勢では吉田拓矢の機動力に任せて神山拓弥、成田和也らの浮上もある。
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