ドリームレースは、ファンの支持があって初めて走ることができる真のベストナインともいえる。

今年の1位は真杉匠だ。勝ちきれていない近況だが、それでも真杉に対する期待票は多い。何をしでかすか分からない魅力は、スターの必須条件だ。昨年の平塚GPなどはその最たる例で、真杉が動かなければ単調なレースで終わっただろう。優勝しか意味がないレースは動きが少なくなる。しかし、我々は勝敗だけではなく面白いレースも見たい。あのレースは真杉が動いたことで白熱した展開となった。

ヤマコウはファン投票1位の真杉匠に熱視線を送る
ヤマコウはファン投票1位の真杉匠に熱視線を送る

今の真杉にはその部分が足りない。もちろんG3では攻めているが、ダービーや高知サマーナイトフェスティバル決勝などは、3番手を回って勝機を逸した。理想は吉田拓矢と前後を入れ替えながら優勝を量産することだろう。しかし、タイトル戦線ではうまく機能しているように見えない。ダービーでは吉田が絶好の番手まくりの展開となったが、2角で古性優作に絡まれ3着で終わる。

吉田と真杉を比較すると、吉田は展開に沿って力を発揮するタイプ、一方の真杉にはレースを壊す怖さがある。どちらが前だと、他のラインにとって脅威になるかは明白だ。真杉、吉田ならではの連係とは何か。そこを見つけることができれば、さらに強力なコンビになるだろう。