新田雄史(31=三重)が逃げ切って09年びわこ周年以来、6年8カ月ぶり2度目のG1制覇を飾った。2着は地元の森高一真、3着には桑原悠が入った。

 進入は4枠桑原がピット離れで遅れて123・564となった。新田は先マイをしっかり決めて、まくり差した森高を振り切った。準優11Rで予選トップのイン重成一人を2コースから差し切り、一気に流れをたぐり寄せた。「丸亀は潮位に関係なくいつも乗りやすい。足は優勝戦に入ると劣勢だったけど、本番もべた水面で助かった。今節は本当につきがあった」と満面に笑みを浮かべた。