稲毛健太が激戦を乗り切る。

 優秀は吉田拓矢の先行をまくり切れなかったが「自転車の進みは悪くなかった」と悲観した様子はなかった。準決11Rは南関別線で細切れ戦に。「取鳥君が先制して、根田さんがカマしてかなとは思うけど、僕は決めつけたりはしないんで。立ち遅れずに、位置取りだけは間違えないように」と冷静にレースの組み立てを考える。松戸は7月に完全優勝と相性はいい。後手に回らず、前前に攻めて決勝の切符を手にする。