シリーズ優勝戦が11Rで行われ、新田雄史(32=三重)が逃げ切って優勝した。SG優勝は13年5月オールスター(福岡)以来、通算2度目。2着は田中信一郎、3着は前本泰和が入った。
進入はスタート展示の1245・36から本番は145・236に変わった。インからコンマ01という究極のスタートを放ち、1Mを回るやすぐに独走態勢を築く。はたから見れば完勝に映った。しかし、自身は相当気をもんでいた。「メンタルが疲れました。進入は深くなると思ってたし、本番はカドが(田中)信一郎さんになったんで、あきらめそうになりました」。しかし、最後は自分を信じた。「(フライングを)切ってしまった感じがあったけど、入ると信じて開き直って行きました」と安堵(あんど)感を漂わせた。
今年は秋口から好調。10月徳山MB大賞を制して、11月SGチャレンジカップの優出(6着)。近況のムードの良さが結果に表れた。「チャレンジは全然エンジンが出なかったのに、優出できた。ターンが思ったところへ行けるようになったし、自分の中で一番いい状態だと思ってます」。
来年は「特に意気込むわけじゃないけど、SGを取れる選手になっていきたいですね」。淡々とした中にも、強い意志を口にした。【工藤浩伸】
◆新田雄史(にった・ゆうし)1985年(昭60)2月19日、三重県松阪市生まれ。05年5月、96期生として浜名湖でデビュー。初優勝は07年9月の浜名湖新鋭リーグ。13年5月の福岡オールスターでSG初制覇。SG優勝2回、G1優勝2回、通算優勝は19回。168センチ、52キロ。血液型B。





















