歴戦の金川光浩が初日特選5着にも手応えはばっちりだ。

 S級に88年4月から在籍して、今回は約30年ぶりの降級初戦。高橋雅之を追走したままで見せ場はなかったが「どんなペースでレースが進むか分かった」と早くも雰囲気をつかんだ様子。A級陥落にも「競輪だからS級もA級もやることは一緒。特別な準備もしていない」と悲観した様子はない。準決8Rは目標の稲葉一真が積極策を明言。金川は番手で名手ぶりを発揮し決勝に一番乗りする。