2018年SGロードの幕が上がる。今年最初のSG第53回ボートレースクラシックが、16日に静岡・浜名湖ボートで初日を迎える。カウントダウン連載「ROAD TO クラシック」の第1回は、大会の歴史などを紹介する。

 (1)大会の歴史 「鳳凰(ほうおう)賞」として66年に平和島で第1回が開催された。優勝者に内閣総理大臣杯が贈られていたこともあり、88年の第23回から「総理大臣杯」と呼ばれるようになった。14年の第49回から「ボートレースクラシック」の愛称が採用された。

 (2)出場資格 前年度優勝者と前年のグランプリ優出者が優先出場。17年1月1日から12月31日までのSG、G1、G2優勝者、当該年度の地区選手権優勝者、G3以下の優勝回数上位者に出場権が与えられる。優勝回数が並んだ場合、勝率上位から選出される。

 (3)開催レース場 第1回を開催した平和島が、最多の15回を誇る。2位は7回の戸田で、その倍以上だ。特に90年代は94年から3年連続で開催されるなど、「総理大臣杯といえば平和島」というイメージが定着していた。近年は全国で分散して開催されるようになり、今年の浜名湖は00年以来、実に18年ぶり4回目の開催となる。

【中川純】

※明日は大会総展望