15日終了のSG全日本選抜から連続して参戦している小林瑞季(28=川口)が初日6Rで3着発進した。

9月山陽の特別G1「プレミアムカップ」から最重ハンデへと復帰している。今節初戦は勝った池田政和にスタートしてすぐに先に行かれたものの、そこからはじわじわ追い上げて3着は確保した。「キャブを扱っていった。エンジンは変わらずいいんですよ。それよりも自分が下手ですね。道中でうまく乗れていない」と自責の念を口にする。

今節は初日、2日目が同一レース番号、同一枠番、同一選手による企画レース。2日目も初日同様6Rで走る。初日に続き雨上がりの湿走路からぶち走路が濃厚だけに「タイヤをしっかりさせていきたい。あとは練習です」と不安定な走路状況の対策も考えている。

オートレーサーになる前、大学時代にタイ式キックボクシング「ムエタイ」のプロライセンスを取得したファイター。2日目6Rは今回の企画レースのタイトル通り「リベンジマッチ」。格闘技で培った精神力を糧に初日のリベンジを誓う。