通算500勝へ、あと1勝に迫る稲垣裕之(43=京都)が「大宮は走りやすい。500勝を決めるのは、早ければ早いほうがいい」と、初日特選でのメモリアル達成へ張り切っている。

昨年は夏に古傷の右膝半月板を手術し、暮れには街道練習中に車と衝突する事故に見舞われた。そして、今年2月に約3カ月ぶりに戦線へ復帰。その初戦だったG1川崎全日本選抜では、全て追い込み勝負で2日目に白星を挙げた。

復活ロードを歩む最中で迎えた今節。交通事故による左足首近くの傷を見せながら、「この脛骨(けいこつ)を手術用のボルトで固定しているが、徐々に体の感覚は良くなっている。レース勘も戻ってきた」と頼もしい言葉が続いた。初日特選12R。何度も修羅場をくぐった稲垣裕之が好スパートといくか注目したい。