デビュー29年目で、通算500勝へあと3勝とする伊藤正樹(49=愛知)が実にしぶとい。今場所は予選、準決と目標が先制する好展開を生かし、2着、2着で昨年5月名古屋以来の決勝進出を果たした。「感じはいいよ、問題ない」と手応えも感じ取った。

自己流を貫いている。大ギアブームでほとんどの男子選手が3・92倍あたりのギアを選ぶが、伊藤は3・54倍の軽いギアで戦ってきた。「オレは回転で勝負だから。これで足が回るし、前から離れることもないからね。ガールズも含めて全選手で最も軽いギアかもね(笑い)」。決勝12Rは中部地区単騎。「野口(裕史)君が最終的に主導権かな」。ペダリングと同様に、読みもフル回転させて上位争いに加わっていく。