119期新鋭の上杉嘉槻(24=福井)は2日連続の逃げ切り勝ちで決勝進出を決め、今期5度目の優勝に王手をかけた。3月に2場所連続で完全優勝し、前回の4月四日市で特昇に王手をかけたが、決勝2着で惜しくもS級昇進を逃した。

「狙ってできるものではないことがよく分かりました。着順よりも大きなレースをすることを心がけて、A級1位の競走得点を残して上に上がりたいですね」

同県の先輩、脇本雄太がいわき平で2度目のダービーVを飾ったのも若者の刺激になっている。上杉は脇本仕様の自転車で好成績を残している。

「いつかS級で脇本さんの前を走って、迷惑をかけないように死に物狂いで駆けたいと思っているんです」。夢を語る時、若者は目を輝かせた。