山田庸平(36=佐賀)が地元エースとしての意地を見せた。

打鐘から逃げる町田太我を5番手2角まくりでのみ込み、通算4度目、地元では初となるG3優勝を飾った。

初日に逃げ切られた町田に決勝でリベンジした。「あまり緊張せず、周回中から足に余裕があった」。

ウオーミングアップからレースをイメージして集中力を高めていた。そして最後は地元戦に懸ける強い気持ちで勝利を呼び込んだ。

「体調を崩したし、去年の11月から膝や腰といろいろなところに痛みが出ていた」。2月岐阜G1全日本選抜から1カ月の欠場があったが、その間に立て直しの方向性は見えてきた。「決勝はしっかり動けた。最終日の1着は次につながるので良かった」と安堵(あんど)の笑顔。

この優勝で4月のいわき平G1日本選手権競輪や5月の地元G3に大きく弾みを付けた。【音無剛】