元SMAPのオートレーサー森且行(50=川口)が、21年に負った大けがから復帰後初となる、3年6カ月ぶりの優勝を懸けて12R優勝戦に臨んだが、3着に終わった。1着は加賀谷建明、2着には岩見貴史が入った。

現地は、午前中から天候が崩れて「雨走路」のバトルとなった。森は、メンバー中3番目の試走タイム3秒60をマーク。久々の優勝が期待されたが、レースは全国屈指の雨巧者として評判の加賀谷建明が抜群のスピードで圧勝した。

狙い通りに速攻が決まらなかった森は、後半に巻き返すも3着。「スタート行けなかったね。特に、エンジンの調整はしていない。加賀谷君が速すぎた。2着まで行きたかったけど」悔しそうな表情で振り返った。

それでも今節はエンジンの状態が上向いていただけに、今月14日からの川口ナイター普通開催が楽しみになった。最後に記者が「次回はリベンジですね」と問いかけると「そうですね。頑張ります」と力強く宣言した。