シリーズ開幕戦のA予選1Rは、吉田篤史(36=奈良)がマーク鮫島康治の落車アクシデントを乗り越えて、2角まくり追い込みで2着に突っ込んだ。

「今回は決勝に乗りたいと思っている。今年の1月にS級から落ちてから、まだ1回も決勝に乗れていない。来季は再びS点を狙いたいので、そのきっかけにしたいと思っている」。

実はA級で決勝に乗れない理由がある。昨年12月に伊東で落車し、鎖骨を骨折。これがデビュー以来、初の骨折だった。さらに4月には和歌山で落車し、再び鎖骨を骨折した。

「初めてのアクシデントで対処の仕方が分からなかった。今となってはもっと周囲の人に聞いとけば良かったと思う。結局、思うように回復しないままに走って、A級でも1度も決勝に乗れていない。ただ時間はかかったけど、だいぶ良くなったと思う」。

骨折を機会にセッティングを見直し、練習方法も自分で考えて年齢にふさわしいものに変えた。「あとは結果を出すだけ」。準決の吉田に注目したい。