今シリーズで小林覚(62=神奈川)が、39年5カ月の選手生活にピリオドを打つ。「まだまだ元気だし、こんなに早く辞めることになるとは思わなかったよ」。陽気なテンションの中に、ちょっぴりさみしさをにじませた。

前々回の川崎最終日に今年2勝目を挙げ、「最近はずっと前の選手に離れてばかりだった。前で頑張ってくれた(渡辺)福太郎と、競輪の神様のおかげ」と感慨に浸った。

小林は競走前に洗車をするのがルーティン。店員にこれが最後のレースになるかもと伝えると、「楽しんできて下さい」と声をかけられ、気が楽になった。

初日の予選2Rは、同じ時代を生き抜いてきた遠沢健二の後ろでベストを尽くす。