S級復帰2場所目の北井佑季(36=神奈川)が、後方2番手から2角まくりで優勝した。G1は24年の高松宮記念杯Vがあるが、G3は23年向日町以来で2勝目。2着は3番手から外を伸びた纐纈洸翔、3着には柿沢大貴が入った。
「隊列が短くなったところでスピードをもらって仕掛けられた。自分の思い、力を精いっぱい出そうと思った」
昨年はドーピング違反によるあっせん停止と自粛で、約1年の欠場を余儀なくされた。今年1月にA級で復帰し、4月にS級特昇。2場所目のここで底力を発揮した。
表彰式はファンがバンク内に入れる形で行われた。「北井、お帰り」という声は上がったが、やじは全くなかった。ファンは北井の足に魅了されていた。
「今日はまくりでしたが、長い距離を踏む姿をファンの人には見てもらいたい」。今後はもっと大きな舞台での活躍が期待される。【榎並義朗】





















