勝利者による恒例の会見で、選抜7Rを制した当銘直美(29=愛知)が涙を流す一幕があった。

当銘直は予選に続く3度目となった妹・沙恵美との戦いに勝った。序盤は沙恵美とのS争いに始まり、その後は熊谷芽緯の後位を並走の末に奪い取った。そして、逃げた熊谷を追い込んだ。

会見では目を赤く腫らしながら「位置取りをシビアにするしかなかった。好位を取った自分に展開が向いた。1着で良かったが、難しいレースでした」と声を絞り出した。そして「今日は(沙恵美と)お互いに1人の選手として戦おうと。2人とも勉強になった。今後も2人で特別戦へ。また、勝ち上がりで戦うかもしれない。ただ、他の選手と違った経験ができている。今日で3度目の対戦。4度目、5度目も強い気持ちで戦いたい」と続けた。

会見を遠巻きに見ていた沙恵美も涙ぐみながら、直美の言葉ひとつひとつにうなずいていた。

姉妹が敵になって戦う…。3度目の対決で姉が初の1着を飾った舞台裏にも、ドラマがあった。